閉園時間までアドベンチャーワールドを楽しみ、タクシーで宿泊ホテルへ移動。
飛行機とセットになったパッケージツアーの中でも最低ランクのホテルではあったが・・・
ちなみに「白浜シーサイドホテル」
フロントで食事時間を聞かれたので、ちょっと風呂に入ってから、と思い6時半にした。
6時半であれば遅い食事ではない。通常だ。
さらっと風呂に入り、浴衣になってレストランにいったところ、すでにテーブルには食事が並んでいた。
半分ビュッフェ方式というのだろうか。 刺身や前菜の類がテーブルにセット済みの状態なのだが、刺身があきらかに乾きかけている。
遅い時間ならまだしも、まだ6時半で、しかも食事の時間まで聞いて用意したはずなのに。
その時、友人が耳打ちしてきた。
「いやなものをみつけたんだけど・・・」
彼女は着ている浴衣を指した。
「カラ●ミって・・・」
そう、その浴衣には確かに「カ●カミ」とプリントされていた。
道民だったら知らぬ者はまずいないホテルグループ。 そして決して評判は良くない。
評判はよくないといってもそれは食事やサービスのことで、たぶん経営はうまいのだ。
バブルがはじけてやば〜い雰囲気のリゾート業界の中、なぜか道外にまで手を伸ばしホテルを買い取ったりしている。
バブルで有名な和歌山県白浜の川久がカラカミになったのは知っていた。しかし、このシーサイドにはまったく気づいていなかった!
我々はその瞬間、刺身が乾いていることを納得した。
そして翌日の朝食までほぼ正確に予想したのだった。
※決して食事全部がまずいわけではない。値段通りとも言えます。念のため。
ところで、アドベンチャーワールドからホテルまでのタクシーにて、運転手に翌日の観光をしないかと営業された。
本当は観光バスで4600円ほどで熊野古道へ行くつもりだったが、同等のコースを周ってくれるというし、若干割高ではあるが万が一雨の時はタクシーのほうが都合が良いと思ったので最終日も観光タクシーにすることにした。
ところが、ど〜もこの運転手さんとは意志の疎通がうまくできなくて、苦笑すること多数だった。
まず、熊野古道を歩くためにはどうしてもこれを見なくては、南方熊楠記念館に連れて行かれた。
運転手は「ビデオがありますので最初から最後まで見てください」と2回くらい念を押した。
我々は素直なので、あれだけ言うからには熊野古道を歩くにあたり重要なことがあるのだろうと思ってしまった。
既に先客がビデオをスタートしていたので、終了したあと観始めたところまで最初から観る、というほど素直に真面目だった(笑)
そしてそこまでしても南方熊楠が和歌山を代表する、いや日本を代表する学者だということはわかったが、このビデオを観て熊野古道との接し方が変わるとはどうしても思えなかった。
展示物もそこそこ見るものはあるのでゆっくり見たが、それは南方熊楠記念館というくくりにしかできそうもなかった。
あげく、運転手には「予定時間ちょっとオーバーしましたんで・・・」なんてつぶやかれた。
なんだとぉ〜!? (笑)
いやいや、せっかくの旅行。くだらないことで腹を立てている場合ではない。
次に連れて行かれたのは熊野古道館。ここでもビデオを観る。
今度のビデオは明らかに熊野古道の歴史やポイントに触れたものなので内容的に問題はないのだが、いつ終わるともしれない長さだ。普通のテレビ特集番組レベルだ。
なんだか不安になってきて「いつスタートするんですか?」と聞いたら、「もういいんですか?」という返し。
こちらは熊野古道を歩いてみたいだけで、はっきりいって勉強したいわけではないというのがどうしても伝わらないのか?
とにかく、本日の夕方には白浜空港に着かないといけないので、余る分にはいいが足りなくなっては大変だ。
ビデオは切り上げて古道歩きをスタートすることにした。
●●王子とはよくきくが、熊野古道の場合、王子=王子様ではない。
熊野大社までの道の途中にいくつもの小さな社があり、休憩所も兼ねているのが王子だ。(たぶん)
熊野古道館の向かいが滝尻王子なのだが、前日の雨のため道が悪く危険ということで、もっと先のほうまで車で移動して部分的に歩いてみるということになった。
滝尻王子には土産店があり、私は500円で山笠を購入。
はっきりいってかぶっている人は1人もいなかったが、どうしてもかぶってみたかったので500円を捨てた。