さて、こちらから唯一指定したのが海南市の黒牛茶屋。
茶屋といってもどちらかというと酒。 資料館もある。
ついでといってはなんだが、同じ海南市黒江にある塗り物館に行き、ちょっとお土産購入。
それから黒牛茶屋へと向かった。


メインは酒蔵(製造工場)部分なのだが、それとは別に無造作に展示してある古書や電話機が面白い。
博物館などとは違い、あきらかにそう遠くない先祖が実用していたものを置いてあるといった状態。
けっこう貴重だと思うのにこれでいいのか?と心配になるほど、ケースなし、お触りOK状態で置いてある。
見学料は400円だが、腐れ庭園の600円を考えると進んで払うってものだ。
見学後、さっそく利き酒セットを注文。地酒の「黒牛」の純米、純米吟醸、大吟醸(だと思う)と、キュウリ、スイカ、ウリの粕漬け3種がセットになっている。
お酒が飲めない一名にはノンアルコールの甘酒を用意してくれた。
私は酒は飲めるが特別好きではない。
そんな私の感想は「クセがない」の一言につきる。
甘さも辛さもものすごくすっきりしていて、美味しい水が酒になったというかんじだろうか。
そしてこの「クセがない」というのは、後々私達の間で「和歌山の味」という意味合いになっていった。
その日の夕食は和歌山市内の千里十里(ちりとり)という居酒屋に予約していた。
ちょうど6時くらいになっていたため、観光タクシーは居酒屋降車で終了した。

左がハゲ(カワハギ)の似付け、右が太刀魚の洗い。
北海道ではどちらも目にすることは難しい魚。
ハゲに関しては私は肝狙いだ。これはカレイより確実に美味しかった。
しかし太刀魚は・・・洗い以外の調理法のほうが良いのかもしれない。
というのも、まさに前述の「和歌山の味」だったのだ。美味しい水の味しか感じない・・・というかうっかりするとタレの酢味噌や梅の味しかしないことも。
その他、カツオの刺身や白身魚のサラダもいただいたが、とくにカツオまでもが和歌山の味で、まったく血なまぐささがない! こんなクセのないカツオは初めてだというお味だった。
夕食後、ホテルに戻って一休みしてから、ホテル近くにある「幸太郎」というラーメン屋に行った。
和歌一ラーメンで満足していた私達にホテル近くだからとタクシーの運転手が教えてくれたところだ。

和歌一ラーメンが臭いと言っていた友人はこっちのほうが美味しかったようだ。
和歌一のほうが美味しいと言った者もいる。
私は・・・さすがラーメンならなんでもいい派の舌。「驚くほどの違いはない」という感想。
つまりどっちも美味しかった。 私はコッテリを選んだので、和歌一より油が多かったかな。
2箇所しか食べていないけど、和歌山ラーメンは九州ラーメンに比べて札幌のラーメンに近い味だという感想。
好きです、和歌山ラーメン。 次はウワサの井●商店も食べるべきか。
ホテルアバローム紀の国と幸太郎は徒歩10分程度と記憶するが、途中、長いこと和歌山城を拝むことができる。
道民は城に免疫がないため、たとえ「壁がはげててしょぼい」とか言いながらも思わずカメラを向けずにはいられない。
というか私ともう一人がわりと城好きなのだが、この二人がアホのよーに写真がヘタ。
いや、一人は最近腕を上げているのだが、私は静物相手にボケさせる技術を持った上にデジカメは400万画素の5年前のもの。
シャッターが遅いという夜景モードでまともなモノが撮れるわけがない。
たぶん観光客歴の中、トップクラスで和歌山城を写しまくった我々だが成果はこんなものだ。
もちろんボケたほうが私の作品だ。
和歌山城をあきらめたところで見つけた徳川吉宗像。
愛媛県の今治城の藤堂影虎(愛媛&香川参照)といい、どうしても伊達政宗のパクリにしか見えない。
そして伊達政宗像が最高峰に見える・・・